法人へ営業する前に知っておくべきこと(未上場企業)

ここでいう法人とは、未上場企業かつ年商30億円以下の地場企業を想定しています。

 

前回、大前提、という話でお話した通り、

法人営業をする前に知っておくべきこと、それは「様々な業界の人たちと比較をされている」でした。

 

これらを把握することで、差別化をするためにはどのようなスタンスをとればいいか、考えるヒントになります。

 

では、さっそくいきましょう。

様々な業界とは、どんな人たちでしょうか。

 

①金融機関系

・銀行(メガ、地銀、信金、政府系)

・証券(大手、準大手、地方)

・リース(大手、中堅以下)

・生命保険会社(日系、外資系、損保系、ネット系)

・損害保険会社

etc

 

②士業

・弁護士

社会保険労務士

公認会計士

司法書士

・税理士

中小企業診断士

etc

 

コンサルタント(あまりに表現が広いですが・・・)

・人材採用(派遣やアウトソーシング含め)

・財務

・税務(会計事務所がほとんど。税務の専売特許は税理士なので。)

・ITコンサルタント

 

④広告(ネット含め)

・フリーペーパーへの広告掲載

・新聞や雑誌への掲載

・人材確保、商品訴求のための広告

 

⑤取引先など事業関係者 

※こういったところを把握することがビジネスへの理解もそうですし、紹介をもらうためにも必要なことです。自分のことをよくわかってくれる人=信頼に足りうる人、となりやすい。

・取引先(いわゆる、お得意さん、ですね。売上の源泉です。)

仕入

・外注先

・経営者友達(ここに入れるべきかどうかは悩みどころですが・・・)

 

⑥オフィス内、その他

・事務用品、複合機など印刷周りだけでなく、オフィス全般あるもの。

・植木屋さん(町から花屋がなくならないのは、法人からのご依頼があるためです。意外とオフィスには植木屋さんが出入りしています。)

・ドリンクベンダー(コーヒーマシーンや自動販売機などです。)

・物流企業(宅急便もそうですが、納品手続きもそうです。)

・企業情報(●国データ、●●商工リサーチなどのことです。地道にFAXや電話や訪問、など意外と地味な営業しています。)

 

などなど、他にもさまざまな業界と接していると思います。

 

以上です。社長はどんな人と話しているか、少しでもイメージが湧いたでしょうか。

ここでどう差別化するか、という点が次の課題です。

 

何か特別なことをする、というわけではありません。誰にでもできることです。

それはまた次回へ。

 

いつかあなたにスポットライトがあたりますように。