(金融営業)単品営業担当者死亡のお知らせ

タイトル通り。

単品営業の反対は、コンサルティング営業ってよく言われるよね。

(コンサル営業についてはまた書きます)

 

「〇〇※ってどうですか。検討されてますか?されてませんか?いいですよ。なんでやらないんですか?」

※運用、不動産、保険など金融機関からセールス受ける商品全般

 

飛び込みこんなことを会って1分後に話す大馬鹿者がいる。出会ってXXXで合体じゃないんだから。。。

 

これね。嘘みたいだけど、いるのよ。実際に。

お客さんが決して興味持っていないこともわかってるけど、話し始めると、止まらない人がいるのよ。(分かっててやっている人もたまにいる。)

 

金利がキャンペーンで安くなります。

・税金が安くなります。返戻率が良いです。

・利回りがいいです。

 

こんなチラシを投げ続ければいいとでも思ってない? 

特に、50代以上おじさま方。気を付けて。

それを白い目で見ている、顧客と、あなたの部下がいるよ。

 

何十年前の仕事してんの?

そもそも何故それができてたのか、考えたことあるんでしょうから。

それはネットがなくて、情報の格差がとてつもなくあったからあなたはやっていけたのですよ、

と白い目で見ています。

 

 

といいつつ、たしかに、分かるんです。

わたしもやったことあります。

営業トーク決めて、100件回ってYES or NOを延々拾ってくのもやり方。

これ楽なんですよね、正直。

 

しかし、仮に1件取れたとします。

10件やるには単純に見積もっても1000、

トークや勘が磨かれたとしてもどんなに最低でも500は必要。

 

特に金融機関にいるなら働く時間削られてるんだからきつくないでしょうか?

数打ちゃ当たる、

量が質へ転換、そんな時代は終わりだと思います。

 

量を追うことは誰にでもできるわけです。

誰にでも出来るならば、本当にそんな営業なんて、AIに駆逐されます。

法人営業担当者から提案受ける前に社長がAIに聞いて必要最低限だけ金融機関へ確認するだけになる。

(おれはそうあるべきだと思ってるけど)

 

 

じゃ、営業担当者はどうすんのか。

訪問前に仮説立てて、ヒアリングして、後出しジャンケン的に※、最良と思われる商品とサービスを提案する。

 

※ここがポイント。

というか全てと言ってもいい。

 

 

一言で言うと、

「顧客の理想・向かいたい方向性・やりたいこと」に、

「自社ができるサービス・商品」を

マッチングさせる

(もしくは、出来るかも、という期待感を持ってもらう)

 

 

 

帝国データバンクベースでいいし、

引き継ぎ顧客なら過去履歴でもいい(最悪なくてもいい)

 

 

みんな誤解しがちだけど、

営業って、お客様のお悩み、

つまり、問題解決する仕事です。

 

だから、顧客の理想と現実を埋める、という発想が大事。

 

某ダイエットジムを例にしましょう。

わかりやすいよね。

「健康的に健康的に痩せる」とかどうでもよくて、

とにかく「短期間で目に見えて痩せる」ことができる。

 

顧客の理想は、短期間で痩せたい。

これをジムメニュー(商品プランおよびサービス)を通じて解決してる。

 

話を戻すと、

顧客の理想を聞かなければ、

ただの商品の押し売り。

それが連続して続ければ、嫌がれて終わり。

 

 

嫌われる勇気、とは言うけれど、

お客さんから話を聞けない人は仕事にもならなくなるとおもう。

 

 

一生懸命仕事しているあなたにスポットライトが当たりますように。